追記

う〜ん、下記投稿、「実験音楽系」という失礼で乱暴な言い回しにちょっと頭に来て雑な表現になってしまいました。

「見てもいないのに何を言う」という方もいるかもしれませんが、そもそものテーマの決め方に問題があると思ってます。

 「実験音楽」という本当に曖昧で実態が不明なことをテーマにすると、それだけである種の囲い込みができてると思います。

 「普通」の音楽とは違うんだ、という逆説的な選民意識も生まれると思います。

 インプロだって現代音楽だって普通の音楽なんですよ。それを聴いて受け止めることができる普通の音楽。全然なんにも違わない。
 違うとしたら個々の考え方や作り方や問題意識。だからこそ個々の活動を掘り下げることは重要だと思います。

 これがもし「実験音楽とは何か」というテーマだったならまだ分かる。行かないけどね。

“追記” への5件の返信

  1. 実際はかなりの時間が「実験音楽とは何か」についての議論になってましたね。話は噛み合ってなかったようですが。普通の音楽と何が違うんだ、という話も出ていたように思います。私は出演依頼を断ったのですが、なんというか断った事の落とし前をつける必要を自分で感じて結局家で聞きました。で思うのは、やっぱりせめて聞いてから批判するべきではということです。色々問題はあった(主に仕切りの)し浮き彫りになった問題もまた色々ありましたが少なくとも聞かずには得られなかった認識です。

  2. 一応主催者から「実験音楽」という言葉を使用することに関しての説明は明確になされていたと思います。その説明は十分に納得出来るものではあったのですが、石橋さんの言われるいわゆる「選民意識」的なイヤラシさは若干鼻につきました。

    結局、受け取る側の意識の問題でもあり、結果として「フツーじゃない」ことのステイタスを聴き手側が勝手に作り上げてしまっている悪しき状況があるのかもしれませんね。

    でもトークイベントを開催したこと自体は、私は評価されてしかるべきだと思っています。それが成功にせよ失敗にせよ、さまざまな意見がさまざまな方面から出て来ること自体はとても重要なことで、誰かに何かを考えさせたという意味においては少なくとも若干の意義はあったのかなと。

    外部からチャチャを入れることは簡単だとは思うのですが、個人個人の問題意識が明快にされなかった分チャチャを入れられ易い甘さ、みたいのはありました、たしかに。

  3. 大蔵さん、沼田さん、

    聞いてから批判すべき、というのはよく分かります。

    しかしそもそもの出発点が間違ってると思うんですよ。

    音楽を言葉で語ることは重要だと思うけど、出発点を間違うと言葉だけが先走り、ジャズやロックみたいに曖昧な幻想による囲い込みと壁ができると思います。

    実験音楽という実態のない言葉をきっかけに音楽を語るという危険性や傲慢(だと思います)な態度を考えたなら、もっと違ったテーマになったと思います。

    これも乱暴な感想だけど、東京だな〜という感じ。関西ではこういうテーマのトークイベントの開催なんてまずないだろうし、あっても人は来ない、確実に。
    まず演奏の方に人が来ますね。

  4. そもそも出発点に間違いとかあるのですか。
    あなたこそ選民思想の持ち主にみえますよ。
    だれにでも議論する権利があり受け取り方は、
    それぞれの価値観に委ねられるべきであると
    思います。それに対して間違いだと決め付ける
    権利が誰にありますか?

  5. 佐伯さん、ずいぶん前のエントリーに対するコメントで気がつくのが遅れました。すみません。

    この話、以後も続けてかいてます。それを読んでまた意見していただけますか?

    >議論する権利があり受け取り方は、
    それぞれの価値観に委ねられるべきであると
    思います<
    これは当然です。そう言うことを否定してるわけではありませんしそんなことはかいてないつもりですが。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。